エージェント・ウルトラ

通勤中ひさびさに映画が見たいと思いスマホで見ました。AmazonPrime Videoで公開されているエージェント・ウルトラという作品です。原題はAmerican Ultraです。今回はこの映画について感想をまとめていきます。

簡潔にあらすじ

とある町に住むドラック常習者の若いバカップルが物語の主人公です。

彼氏の方は町を出る旅行になるとパニック発作を起こしてしまいます。

どうやら毎回起きて町を出れたことがないそうです。

いつも通りの日常に戻ります。

彼氏はコンビニのバイトをしています。そこにCIAで働く中年女性が来ます。呪文の様なものを唱えます。

彼氏はバイト中に男2人に殺されそうになりますが、逆にやっつけます。

 

覚醒した様です。

 

彼氏は脳を弄られたサイボーグだったのです。

そこから追われる身になり彼女と逃げきります。最後はプロポーズでハッピーエンド。

この映画を一言で表すと

成長は痛みも伴う

見所

全てが微妙に描かれている

微妙な感じで全てが描かれています。最初の方のドラック常習者の主人公ですが、超絶ダメ男でもない感じで描かれています。

はっきり描かれず微妙に描かれているのです。

この映画は最後で主人公のカップルが殻を破る様に成長するのでその伏線だと解釈してます。

カップルのデコボココンビを描写

途中のシーンで「僕は木で君は車なんだ。。」というセリフがありました。まさにこのシーンがデコボココンビを描写してるシーンでした。

お互いのコンプレックスを補っているからこそその後には「そんなことないよ。」というのがカップルのデコボココンビです。

また木と車というのも映画内で説明していたので注目して見ると面白いでしょう。

タイトルにエージェントとついている様にデコボココンビを描いている映画といっても過言ではないです。

サルのマンガを描く描写

主人公がサルのマンガを描く描写があります。

このマンガはエンドロールで映像として流れます。

この描写は文系青年の繊細さや秘めた力の部分を表しているのだと思います。

マンガもサルが宇宙へ行くというものでした。

アメリカでは1949年からロケットに乗せてサルを宇宙へうちあげる実験がありました。

映画の後半でわかりますが主人公も実験台だったので、そこからサルが宇宙へ行くマンガになったのだと思います。

感想 

期待をしないで見れば面白いです。

実際にそうだったのですが、何気なくみよっかなと思って再生したら引き込まれていきました。

見ていて退屈な時間は少ないです。

アホな青年が屈強な人間になる様は見ていて面白いです。

中身はアホなままなのでアクションシーンとギャップがあって面白いです。

最後のプロポーズも面白くて主人公が成長したシーンです。

この映画の悪かったところですが、話がいきなり飛ぶの少しついていくのに遅れました。

面が変わって急にCIAの人が出てくるシーンがあります。

のシーンの間にまた正体不明の電話があるってことなので、誰が誰だかわからなくなりやすいです。

またアクションシーンもわかりやすく攻撃をするシーンは少ないです。どちらかというとあっという間に殺してしまうシーンの方が多いです。

類似の作品にキングスマンという作品がある様なのでこちらも見てみようと思います。