まったく世代ではないですけど、「Cum On Feel The Noize 」という曲が好きです。
※映画のネタバレありです
スレイドというバンドが1970年代に最初に歌ったようです。
こんな感じのバンドです。
その後、アメリカのヘビメタバンド、Quiet Riotがカバーし、Oasisがカバーしたようです。
よく聞いている曲でもちろん大好きな曲ですが、あえて記事に取り上げたのは映画のワンシーンでかっこよく見えたからです。
タイトルは『セメンタリー・ジャンクション(Cemetery Junction)』という映画です。
映画の内容としては、三人の若者が地元に残るか残らないか揉めて仲直りしてそれぞれの道に進む話です。
3人ともそれぞれがいい味出てる。特に真ん中が一番いい感じです。
時代背景も細かく設定されていて、より当時の社会情勢なんかがわかるので聞いていると気持ちが入りますな。
70年代のイギリスは、不況の世の中だったようです。
社会保障の増加だったり、国民の勤労意欲の低下が主な問題でした。
わりと近い文化をもつイギリスでは、不景気の中勤勉に働いていたのではないかなとか思ったりしました。
ロックが流行るときにありがちですが国民の鬱憤だったりが溜まっていたのではないのかなと思いました。
70年代はすでにビートルズも解散していて、また新しいロックといった位置づけでしょうか。
ちなみに「noize」はスラングのようです。
noice(ノイス)は nice をオーストラリア英語・イギリス英語の発音風にスラング表記したもの。 「いいね、ナイス、素晴らしい」などの意味をもつ nice の強調語として使用される。 つまり、「すごくいい、もう最高」などの意味になる。 また、ただ単に言葉遊びとして nice の代わりに使用されることも多い。
そんでもって「cum」はcomeのスラングですが、セックス中にイクことを意味しているようで男女ともに使うようです。
comeは普通の時に使って、cumはエロい時に使うようです。
それにしても、「Cum on feel the noize」ってなんて単純で意味のない言葉なんだ。
封建的な文化をもっているイギリス人が歌ってるからこそ元気が出る歌です。
僕はGYAOで観ました。