自分は自分バカはバカの感想

京王の本屋さんで立ち読みしたひろゆきさん著の「自分は自分バカはバカ」の感想をまとめたいと思います。

著者の西村博之さんとは誰?

匿名掲示板2ちゃんねるの開設者で管理人の方です。2ちゃんねる関連の裁判では管理人というだけでいくつか負けてしまったようですが、家や車などの資産を持っていなかった為ほとんど何も起きなかったようです。

abematvnewsBar橋本」にて数十万円ほど支払ったと言っていました。

現在は、フランスに住んでいて英語圏の掲示板4chというサイトの管理人をやっているようです。他にも株式会社未来検索ブラジルという会社の代表をしているようです。

この本で言いたいこと

自分でどうしようもないことは考えても意味ないって事だと思いました。

日常生活で起きる理不尽なこと、不機嫌な上司、役職でもないのに威張る先輩、何考えてるかわからない同僚など生きていくうえで出くわすことがあります。そんな時どんなことを考えて対応すれば良いかがこの本に詰まっていました。ほとんどが考え方についての本です。

基本的にビジネス本や自己啓発本の括りです。ただ他の自己啓発本と違うのは、誰でも出来る実践方法が書いてあります。

性格によってはこんな対応でこんな性格のひとはこんな対応です。といったそれぞれの人に向けて書いていることです。

この本の読みどころ

めんどくさい人、バカな人への対応は読んでよかった。実際にやる事ができる現実的な案がありました。例を紹介するとその方法は距離を詰める事です。会話ではなく実際に一歩前へ出て距離を詰める事です。要は理不尽な人に出くわした時に一歩前へでて堂々としているだけでいいんですよ。それだけで相手の出方もまた変わる。そういう話でした。一歩前へ出る。現実的な方法で誰でもできる事でした。

最悪な事態の状況を考える

上司の要求を断ったらどうなるかな?最悪出世しないかな?それって自分にとっては許せる事だな。仕事がなくなったらどうなるかな?最悪ホームレスだなぁとか。生活保護もらおうかなぁ。とかでした。

ここも結構面白くて結局今の日本ではホームレスくらいにしかならないのですよね。しかも病気の診断をもらえば生活保護ももらえてしまう。生活するのにいっぱいで肩に力が入っている人は少し力が抜けるかもです。

※生活保護は家、車などの資産を持っていたらもらえません。

感想

個人的には面白い本でした。間に受けて徹底的にやる程じゃないけど、実際この本と似た考えで過ごした方が楽にいけると思いました。面白い本でしたが立ち読みでいい本です。買わなくていいです。金曜の夜とか飲み屋でお金を使うならこの本立ち読みして節約したほうがいいです。

著者のことを考えてみると、若者視点で変に大人っぽく飾ってないので良いんです。結局サラリーマンよりは稼いでいて、おまけにほとんど働いていない。若い時の考えは結構重要で、譲れる所と譲れない所を分けるのはもっと重要だなと思いました。